東京の離島 No.6:御蔵島
【交通】
ヘリ :三宅島から約10分
八丈島から約25分
フェリー :竹芝桟橋から約7時間30分
【観光おすすめポイント】
伊豆の御蔵島(みくらじま)では、数少ないイルカと一緒に泳ぐことが出来る島として知られています。運が良ければイルカの群れに遭遇できることもあり、その感動からか何度も御蔵島を訪れるリピーターも少なくありません!
御蔵島は人口わずか300人、徒歩10分程度の「里」の範囲に生活圏のある島で、商店は2軒と農漁協の売店が1軒あるのみの「島」という文化を色濃く残している場所でもあります。また島内は、ほとんどが手つかずの原生林で覆われているので、トレッキングや島内散策などもおすすめです。
【宿泊:新鮮な海の幸などが堪能できる御蔵島】
民宿やゲストハウス、ロッジなどの宿泊施設が12件程あります。宿の予約がない方は上陸できませんので必ず確認が必要で、またキャンプなども禁止となっていますので注意が必要です。
東京の離島 No.7:三宅島
【交通】
小型飛行機:調布から約50分
フェリー :竹芝桟橋から約4時間30分
ヘリ :御蔵島から約10分
【観光おすすめポイント】
三宅島は年間平均気温は17.7℃、30℃を超える日や0℃以下になる日は少なく、1年を通して温暖な気候の住みやすい島です。また御蔵島と同様に、三宅島周辺には野生のミナミハンドウイルカが100頭以上生息しており、全国からイルカと一緒に泳ぎたい方が訪れる人気の離島です。
三宅島は、雄山という有名な火山があり、火山が造り出した荒々しい風景と、透き通るような海の青さが魅力の島で、活発な火山活動の土石流で埋まった学校や神社、火山ガスにより立ち枯れた森など、さまざまな景色を楽しむことが出来ます。野鳥などの多くの野生動物も沢山生息しているおり、バードウォッチングファンには堪らないでしょう。
豊かな自然に囲まれた三宅島では、ダイビングやシュノーケリング、海水浴などのマリンスポーツをはじめ、釣りやトレッキング、サイクリング、ボルダリングなど、多くのアクティビティを楽しめる島ということで、家族旅行からカップルなど幅広い層から人気が高まっています。
【宿泊:充実の宿泊施設と、新鮮な魚に舌鼓】
島内には、民宿やペンション、ゲストハウス、キャンプ場など30以上の宿泊施設があり、
三宅島の西側には、「ふるさとの湯」という温泉施設もあり、太平洋に沈む美しい夕陽を眺めながらのお風呂は絶景です!!
東京の離島 No.8:八丈島
【交通】
飛行機 :羽田空港から約55分
フェリー :竹芝桟橋から約10時間30分
青ヶ島から約2時間30分
【観光おすすめポイント】
伊豆諸島のなかで唯一、羽田空港から飛行機でいける八丈島。都内から約55分で行くことができます!
八丈島の汐間海岸は、毎年サーフィンの大会「タコスカップ」が行われていることでも有名で多くのサーファーたちが八丈の波を求めて全国から集まってきます。また島の周辺海域全てがダイビングポイントとも言える八丈島は、透明度50メートルという他の海では考えられない驚異の透明度を誇る「通称・八丈ブルー」が多くのダイバーたちを魅了し続けています。
八丈島の海だけではなく、山もおすすめポイントとなっており、八丈富士は標高が854mと伊豆諸島の中で最大の高さと美しさを兼ね備えており、訪れる人たちを魅了し続けています。八丈富士は、火山性ですので、頂上には火口を一周する「お鉢巡り」も人気です。
【宿泊:都心から55分でいける南国のリゾート】
伊豆諸島で唯一、飛行機でいける島ということもあって、宿泊施設も都会的なリゾート施設が多くあります。年中温暖な気候のうえ、ロケーションが素晴らしい施設が多く、八丈島の新鮮な食材を使った自慢の創作料理などが楽しめます。
東京の離島 No.9:青ヶ島
【交通】
ヘリ :八丈島から約20分
フェリー :八丈島から約2時間30分
【観光おすすめポイント】
青ヶ島は東京からの直行便がないため、八丈島を経由してヘリコプターか連絡船でのアクセスとなります。八丈島へ訪れる機会があった際には、是非一度訪れていただきたいのが、青ヶ島です。
青ヶ島の二重カテドラルという火山が作り出した独特の島の形状などから、ネットでは「日本最後の秘境」「ドラクエの世界のようだ」などと言われています。また、青ヶ島は断崖絶壁に囲まれ上陸が困難で、天候や海の状況次第で行けるかどうかわからなくキャンセル率も50%というかなりの高確率な為、気軽にいつでも上陸できる島ではない「神秘の島」と言えるかもしれません。
青ヶ島は、活火山の地熱を利用した地熱釜や地熱サウナや、満天の星空に包まれる天然プラネタリウムなど、自然の恩恵を100%享受できる離島でもあり、日々の疲れた心や体を癒やしてくれる癒やしの島でもあります。
【宿泊:民宿は嬉しい3食付き!!】
青ヶ島は、飲食店がほとんどないため、民宿は3食付きが基本となります。キャンプも可能ではありますが、キャンプ場は集落から相当離れており、山の麓にぽつりと位置しているため青ヶ島に慣れていないと厳しいです。
東京の離島 No.10:父島
【交通】
フェリー :竹芝桟橋から約24時間(週1回のみ)
【観光おすすめポイント】
「世界遺産・小笠原諸島」の代表格でもある父島。
小笠原諸島は、飛行機が飛んでいなく、船で行くにも東京の竹芝桟橋から24時間もかかる上、週に1回のみの就航となるため、最短の旅行でも丸6日必要となります。時間的にも、旅程的にもまさに「島旅」を体感できることでしょう。
小笠原は別名「自然の宝庫」と呼ばれるように、小笠原諸島特有の植物や様々な生物の固有種が存在しており、日本のガラパゴスとも称されており、ダイバーはもちろん、様々な生物学者の憧れの地でもあります。
父島では、山を歩くトレッキングツアーや、ホエールウォッチングやイルカと泳げるドルフィンスイムが楽しめます。また小笠原では、ガイドなしに山に入ることはできませんので、予めツアーの予約が必要となります。また、天然記念物のオガサワラオオコウモリや夜行性の生き物を見に行くナイトツアーもありますので、十分に小笠原の自然を堪能できるアクティビティを楽しめるでしょう。
【宿泊:南国リゾート地 父島】
ホテルから民宿、ペンション、ログハウスの宿、1組限定のスイートルームを持つリゾート宿まで、様々な宿泊施設があります。島の食材や自家栽培された野菜やフルーツをふんだんに使用した小笠原料理は好評です!
東京の離島 No.11:母島
【交通】
フェリー :父島から約2時間
【観光おすすめポイント】
父島へ行った際には、ぜひ母島への日帰り旅行もおすすめです。
母島は小笠原諸島最南端の有人島で、リゾート地に近い雰囲気を持つ父島とは違い、亜熱帯の手つかずの森が繁る、人口僅か450人のゆっくりとしたのどかな島です。地球上で唯一母島にしかいないメグロという野鳥が生息する自然の宝庫であり、絶滅危惧種の野生動物も多く生息しています。
母島では、約2時間半の島内観光ツアーが用意されていますので、日帰りなどで時間があまりない方は、こちらを利用することをオススメします。また春頃には、ザトウクジラの群れが母島周辺にやってくるため、高台から見るホエールウォッチングも母島でしかできない楽しみのひとつと言えるでしょう。
【宿泊:母島を堪能できる、13件の宿泊施設】
ペンションや民宿があり、女性専用の民宿や、離島では珍しいクレジットカードが使える宿や、ジェットバス付きの施設、漁師さんが経営をし、その日に取れた魚料理を振る舞ってくれるというところなど、バラエティーに豊かな宿泊施設が多いです。
まとめ
一気に東京都の離島を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
きっと離島にあまり興味がなかった人や、伊豆諸島や小笠原諸島を知らなかった人でも、離島に行ってみたいと思われたのではないでしょうか。
実は私たちのすぐ近くには、それぞれ特徴の異なるこんなにも美しい離島があったなんて驚きですよね。
今度の連休や長期休暇には、是非プランのひとつに入れて検討してみては如何でしょうか。
きっと素晴らしい時間と体験ができるはずですよ。
良い、島旅を!
Have a good Island trip!!