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【すぐに使える】面接で好印象にしかならない「魔法の逆質問」と、NG集【面接対策】

年間80件以上を面接する私の経験から、思わず「おっ!?」と唸ってしまった好印象にしかならなかった「魔法の逆質問」と、絶対に印象が悪くなるNG集を厳選してみました。

超売り手市場の中でも何ひとつ変わらない面接基準というのがあります。
これは面接官のアンケートや意見などを元にまとめており、これから面接にのぞむあなたも、この記事を直前に見るだけでも、結果は大きくかわってくるかも!?

面接官が唸る、魔法の質問
「この会社に長く努められている理由を教えてください」

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これは私が過去に面接官だった時に逆質問をされて、思わず唸ってしまったものです。

実際にその会社で働かれている人、将来の自分をイメージできる良い質問だと思います。そもそも面接官をする人は、入社後に配属される部署の上長が行うことが多く、自分の上司になるかもしれない社員のレベルも判断できる上、この質問からは何に価値観をおいて仕事に取り組んでいるかもわかります。

人とコミュニケーションを取る際は、相手の人となりを知ろうとすることは非常に大切なことです。どちらか一方通行の会話というのは、思いすごしやすれ違いを生む要因になってしまうことがあります。

またこの質問をすることで、面接官と求職者という一方通行の対話から、「同じ現場で働くかもしれない人間との会話」という対等に近い立場での会話が可能となったのです。

面接官が唸る、魔法の質問
「競合企業であるA社と差別化するために行っていることがあれば教えてください」

似ている質問に、「御社の強みを教えて下さい」という質問をよく受けることがあります。

これは似て非なるものであり御社の強みというのは、一見すると入社したい企業に対して興味があって前向きな印象を与えがちと思われていますが、実はこの質問のよくないところは「誰でもできる、ありふれた質問」だということです。

もっと言ってしまえば、そんなことはちょっと調べれば分かるようなことであり、踏み込んで聞きたいならば「私は○○が御社の強みと考えていますが、実際のところは如何でしょうか?」などと聞くことによって、この人はよく企業研究をしているなぁ~と好印象に捉えられるでことでしょう。

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それよりも、もっと踏み込んだ質問が、実は今回の「競合企業であるA社と差別化するために~」という質問なのです。面接を受ける際にはその企業のことは調べていても、実は業界のことまで調べている人はほとんどいません。

さらに商品やサービスを比較した上で、その企業の競合企業を割り出し、比較したいという質問をするということは、その業界について相当調べているということであり、志望度も相当高いものだということが容易に判断できます。

誰でもできるありふれた質問をされるより、明らかに興味を感じられる深い質問のほうが、当然面接官も答え甲斐がありますよね。

面接官が唸る、魔法の質問
「面接官の方々が仕事をされてきて、嬉しかったことはなんですか?」

こちらも「同じ現場で働く人間」という対等に近いの立場での答えが聞ける質問ですね。

毎日忙しく仕事をしていく中で、大切なことは「社員同士で喜びを共有できるかどうか」ということは非常に重要になってきます。面接官は、入社後に自分の上司になる可能性が高く、現場で価値感を共有していくというのは入社後のモチベーションが維持できるかという大切な要素となります。

もちろん仕事上での価値感というのも十人十色であり、お客様や取引先から感謝の言葉を言われる事をモチベーションにしている人もいれば、数字の達成という人もいるでしょう。中にはスキルアップなどの自己成長、人脈形成を目的にしている人もいます。ミスをしない、1日を穏便に過ごす、定時にキッチリ帰るということに価値を感じている人だっています。

人の喜びを知るということは、その人の人となりが垣間見えることにも繋がってきますので、この質問をすることで実際に入社をしてからのチームの仕事をイメージしやすくなるのではないでしょうか。

面接官が唸る、魔法の質問
「自分はAという理由から、Bということに取り組んでいきたいと考えていますが、どうすれば実現できますでしょうか?」

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これは非常に高いモチベーションを感じれる質問です。
入社後に「何がしたいか」ということが明確に伝わりますので、採用する側も配属や仕事の分担、キャリアパスをイメージしやすくなります。

意外と思うかもしれませんが、面接される7割近くの方が、「入社後になりたい自分」、「何がやりたいのか」、「どう会社に貢献できるか」を全くイメージできていないのです。

その理由として、沢山の求人を見てきた中で入りたい企業の検討材料が、給料や勤務先、業務内容、福利厚生などの「条件」でしか判断していない人が圧倒的だということなのです。これは悪いことではないのですが、条件だけで会社選びをしてしまうと、

「雰囲気が良さそう」
「この仕事だったら私にもできそう」
「ゆるそうだし、とりあえず応募してみよう」

などといった感じで、あまり深く考えずに応募をしてしまうことが多くなってしまいます。

採用をする側からすると、人柄や経験スキルが良くても、入社後のイメージを全く持つことができていない人というのは、入社後にギャップを感じることが多く、早期退社をしてしまう傾向が強いため、こういった方は慎重にならざる得ません。

何がしたくて転職をするのか?
これは面接で1番聞きたい質問であり、非常に重要なことなのです。

面接で印象が悪くなるNG集
「笑顔がない、挨拶ができない、愛嬌がない」

これは基本中の基本ですが、できていない人がびっくりするほど多いです。

面接開始の時の「〇〇と申します。本日はどうぞよろしくお願いします」という言葉がすっとでてくる人というのは、やはり最初の第一印象は良くなりますし、こういった人は当然、笑顔や愛嬌があります。

180619003 【すぐに使える】面接で好印象にしかならない「魔法の逆質問」と、NG集【面接対策】

逆にこちらが何かを質問しないと答えられない人、最初の挨拶ができない人というのは、ビジネスマナーができていないのかな?と思わず感じさせられてしまいます。

面接官も人間でありますので、どんな面接でも「一緒に働きたい人」を基準に選考を進めていくものです。お互い気持ちよく働いていくということは、最低限のビジネスマナーが必要なのは当然ですよね。

面接で印象が悪くなるNG集
「清潔感がない」

こちらは面接以前の問題でありますが、普段から身だしなみに気を使えていない人は、仕事に対しても細かい気配りや周りがみえないと判断されてしまいます。特に、営業やサービス業など人と接する仕事に就こうと考えている人なら、尚更この傾向が強くなります。

スーツやワイシャツがヨレヨレであったり、ネクタイをきちんと締めていない、中の肌着が透けている・みえている、寝癖が立っている、爪が汚い、肩のあたりにフケが目立つなどが挙げられると思います。

また最近では、スーツではない職場も増えてきていますのでビジネスカジュアルで面接にのぞむ人も増えて来ておりますが、崩しすぎるビジネスカジュアルというのも注意したいところです。お洒落にこだわっているのは素晴らしいことではありますが、あくまで面接というTPOをわきまえて、服装や髪型で悩むようなことがあれば「誰か一人でも不快に感じるかもしれない」と思うようなら、それは避けることが無難でしょう。

第一印象は本当に重要なことで、好印象で面接がスタートするのか、「だらしないなぁ」と思われながらスタートするかは、その時点で雲泥の差がついてしまっていることを意識しなければなりません。

面接で印象が悪くなるNG集
「転職理由や志望動機があやふや」

180619003 【すぐに使える】面接で好印象にしかならない「魔法の逆質問」と、NG集【面接対策】

これも多くの人が陥ってしまうところです。
転職理由や志望動機には正解というものはありませんが、まずは素直な気持ちを自分の言葉で伝えるということが大切となります。

よくある悪い例が、

「残業が多くて、薄給だったから」
「この業界に興味があった」
「前職での経験を活かせそうだった」

などという抽象的で曖昧な理由です。そういった理由は、転職活動をしている時点である程度分かりきっていることですので、

「今度、子供が生まれるので、家族との時間や今よりも給料が高いところを志望しています」
「この業界の○○に興味があり、こういったことができないかと考えています」
「自分はこの仕事には自信を持っていますので、御社の○○という業務にも活かしていけると考えています」

といったような、具体的で面接官がよりイメージしやすい内容で伝えることがベストです。

とはいっても「今の職場環境が劣悪なので、転職活動をしています」という、現状を変えたいと願って活動している人も多いことでしょう。
その場合でも、無理に取り繕って難しいことはいう必要はなく、「自分は何を大切にして仕事をしたいのか」「今後の人生でどういった人になっていきたいのか」という明確な将来のビジョン語ることも、イメージが付きやすい良い回答例と言えるでしょう。

面接で印象が悪くなるNG集
「自分の強みを理解していない」

180619003 【すぐに使える】面接で好印象にしかならない「魔法の逆質問」と、NG集【面接対策】

転職・就職活動というのは、「自分という商品を売る」ということなのです。それもできるだけ、高く売れるように努力するべきです。

商品を売る営業マンが、その商品の強みがよくわからないまま販売するということはないですよね。できる営業マンほど、商品の強みはもちろん、その商品が欲しいユーザー層、購入までのクロージングを、予め完璧にシミュレーションしています。

自分という商品が間違った使い方をされるようなところに購入されないよう、きちんと強みやニーズ、マッチングできる会社というのを事前に把握し、準備しておくことが大切です。

異業界や異職種への転職の場合は、自分のスキルや経験が転職先の仕事に直結しないケースもあります。そうした場合は、職種をまたいでも活かせる自身の強みをアピールする必要があります。

例えば、販売員から営業職への転職ならば、「接客で培ってきたお客様を喜ばせることや予算達成への経験は、御社の営業職でも必ず活かせると思っています」「私は人と話すことが好きで、お客様の顔を覚えることが得意です。その強みを活かして100名以上の太い顧客を獲得してきました」などと説明することで、明確に強みが伝わるだけでなく、いままでその会社になかった「新しい風」を感じて貰えることができるでしょう。

まとめ

面接時間というのは、非常に限られています。
短い時間の中で、自分のことを伝えきるというのは難しいことですが、「自分の強み」や「熱い想い」など、伝えたいことを絞っていくということはできます。

また言葉にしなくても、挨拶や身だしなみ、笑顔などで、その人となりというのは自然と伝わっていくというものです。

これから面接にのぞむ方は、今回ご紹介したことに気をつけていただき、志望される会社から無事に内定を貰えるようよい準備をして行きましょう!

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ぺこちゃん
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