東京都西荻窪駅北口から徒歩4分の坂本屋にてかつ丼850円。創業は大正時代という町の中華料理屋ですが、料理評論家の山本益博氏がここのかつ丼が美味いと拡げたおかげで一躍有名になったお店です。前はかつ丼以外に中華のメニューもあったのですが、今はかつ丼だけとなりました。営業も週に3日で昼だけとハードルが高くなっちゃいましたが、6年ぶりにきてみました。
14時に到着しましたが10名ほどの行列、私の前にいたご夫婦が離れて座るのはイヤということで1人の私は優先され、20分ほどで入店できました。
メニューはかつ丼だけということで席は案内してくれますが、注文は取りません。着席して10分後にかつ丼登場、注文を受けてからカツを揚げるので若干時間がかかります。
かつ丼はというと卵は絶妙な半熟具合、揚げたてのカツは大きくもなく小さくもなく、厚さは5ミリくらいでサクサクで柔らかいです。タレのお味は若干甘めですが、しつこいあじではなく一気に完食、ワカメと油揚げの入った熱々の味噌汁も美味しかったです。
何かが取り立てて凄いというわけでは無いですが、全体として纏まりがある普通に旨いかつ丼です。ご馳走様でした!