2018年も例年にもまして高レベルのラーメン店が数多くオープンいたしました。
こちらでは2018年に東京都内に新規オープンした話題のラーメン新店10件を厳選し私が訪問した時の感想を紹介いたします。なお、今年度は有名店の移転や東京初進出の老舗出店も相次ぎましたのでそちらも含めたものといたします。
※あくまで私が訪問したラーメン店だけのランキングになりますので、地域的にも嗜好的にもかなり偏りがあることを何卒ご了承ください。
Contents
- 第1位 中華蕎麦 にし乃（本郷三丁目）2018年2月17日オープン
- 第2位 SOBAHOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店（新宿御苑前）2018年5月25日オープン
- 第3位 本家 第一旭 新宿店（新宿御苑前）2018年12月7日オープン
- 第4位 メンドコロ Kinari（東中野）2018年5月16日オープン
- 第5位 らぁ麺 鳳仙花（新宿）2018年7月26日オープン
- 第6位 メンショー サン フランシスコ（新宿）2018年7月13日オープン
- 第7位 crab台風。（人形町）2018年6月11日オープン
- 第8位 麺宿 志いな（新宿御苑前）2018年7月24日オープン
- 第9位 五丁目ハウス（中野）2018年3月16日オープン
- 第10位 麺屋 翔 みなと（新宿）2018年10月2日オープン
- 番外その１ 麺屋三代目 火華（中野）2018年11月19日オープン
- 番外その2 熟成極豚ラーメン一番軒 東京歌舞伎町本店（新宿）2018年7月31日オープン
- 番外その3 元祖海老そば 札幌らーめん縁や 新大久保駅前店（新大久保）2018年9月10日オープン
- 番外その4 なんでんかんでん（高円寺）2018年9月3日オープン
第1位 中華蕎麦 にし乃（本郷三丁目）2018年2月17日オープン
東京都本郷三丁目駅から徒歩3分の中華蕎麦 にし乃にて中華そば750円＋味付き替え玉200円＝950円。2週間ほど前にオープンしたお店で、上北沢のらぁめん小池のセカンドブランドになります。あまりに評判がいいのでかなり回り道となりますが会社帰りに寄りました。
19時30分前に到着で先客2名、明日の昼間ならこうはいかないでしょうから良い判断でした。店内の券売機をポチッとして待つこと5分で着丼、早いです。
具材はレアチャーシュー3枚、青菜、白髪ねぎにナルトとなります。スープを一口飲むと来た〜旨味満載！鶏に昆布、煮干し、節、椎茸、アサリなどの風味が絶妙に混ざり合いヤバウマ！麺は村上朝日製麺の中細ストレートでパツンな感じではないヤツです。
麺量が多くないのであっさり麺を食べ切り、スープを残し券売機で替え玉を再びポチッとして、こちらも軽く完食しました。
いやーこれは想像をはるかに超える旨さ、坂本01よりキレがありました。今年の新店No.1に早くも決まりそうかも？
第2位 SOBAHOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店（新宿御苑前）2018年5月25日オープン
東京都新宿御苑前駅から徒歩3分のSOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店にて焼のり味玉そば（醤油）1000円、金色さんがこちらに引越してからは2回目の訪問となります。
開店10分前にやってきたのですが、オープンから2週間経ったのでそろそろ落ち着いてきたろうと思っていたらやっぱり30名の並びでした。
定時5分ほど遅れで開店、とりあえずは券売機をポチッとして店内待ちです。よく店内を見ると今日は店員さんが2人だけのせいか奥のテーブル席を潰しています。カウンター7席だけということで店内での待ち時間50分で着席、その後10分足らずで着丼しました。
具材はレアチャーシュー、イベリコ豚のバラ肉一片、穂先メンマ、細メンマ、焼のり、味玉、九条ねぎ、白髪ねぎにポルチーニフレークに黒トリュフオイルなど。
スープは蛤ベースだと思いますが、ポルチーニとトリュフを溶かしていくと言葉で表現できない複雑で唯一無二のヤバ旨！麺は自家製中細ストレートでスープを邪魔しない良い喉越しです。
店主は醤油は幡ヶ谷時代と変わっていないと言っていましたが、ずっと美味しく感じました。
第3位 本家 第一旭 新宿店（新宿御苑前）2018年12月7日オープン
東京都新宿御苑前駅から徒歩2分の本家 第一旭 新宿店にて特製ラーメン1000円。13時半に到着で行列は20名以上、3日前オープンで平日だというのに、皆さんご存知なんですね。
並ぶこと30分で店頭の券売機をポチッとして着席しましたが、店内はかなり狭く入口付近の席だったので客が入る度に背中に接触します。
5分チョイで着丼、具材はスライスチャーシュー多数に九条ネギ、もやしとシンプルです。こちらの特製ラーメンは味玉とかが入るのではなくチャーシュー麺の大盛になるんですね。
スープを飲むと、コレコレ！ショッパうま〜昔懐かしい屋台ラーメンのお味です。私はイベント以外で本家のラーメンを食べたのは初めてですが、人気の理由がわかりました。
第4位 メンドコロ Kinari（東中野）2018年5月16日オープン
東京都東中野駅東南口から徒歩1分のメンドコロKinariにて特製 Ra-men 濃口醤油1050円。３日前に駒込のきなりが東中野に移転してきました。前はビストロ33、ずっと前は私の知り合いが定食屋をやっていた場所で、向かいに楓家というイマイチなラーメン屋があります。
開店15分前の11時15分に到着で20名程の行列、多分2回転目に大丈夫だろうということで並びました。結局正午に入店、店内の券売機をポチッとして10分程で着丼しました。
丼の具材は豚チャーシューと鶏チャーシューが1枚ずつ、穂先メンマ、海苔、三つ葉、ほうれん草で別皿に豚チャーシューと鶏チャーシューと鴨チャーシューが1枚ずつに味玉となります。
スープは煮干しと鶏をまろやかな醤油が纏めてまいう〜濃口といってもこの店では濃口なだけで優しいお味です。
麺は三河屋製麺の低加水中細ストレートですが、パツンタイプではなく喉越しの良いやつです。
鴨チャーシューが少なくなった気がしますが駒込時代と変わらぬお味で満足、今日も美味しいラーメンご馳走様でした！
第5位 らぁ麺 鳳仙花（新宿）2018年7月26日オープン
東京都西武新宿駅から徒歩1分のらぁ麺 鳳仙花にて特製らぁ麺1000円。4日前にオープンしたラーメン店で鈴蘭の系列店です。昨年末に新宿ではやし田を開店したばかりなのに勢いがありますね。立地は西武新宿駅前のエスパス日拓の裏で坂内食堂の隣、一竜の跡地となります。
午後1時前に到着で客の入りは7割程度、まだ浸透していないようなので今が狙い目かも？店内の券売機をポチッとしてスムーズに着席、10分程で着丼しました。
具材はレアチャーシュー、味玉、穂先メンマ、金目鯛のほぐし身、紫玉ねぎに刻み青ネギとなります。
スープを一口飲むと金目鯛キタ〜金目鯛の旨味凝縮の絶品スープです。麺は全粒粉入りの中細ストレートで、はやし田と同じものだと思われます。
無茶美味しいのですが、味が強烈なため少し時間を置かないと再訪する気にならなさそうなのが、あえていえば欠点かも？
第6位 メンショー サン フランシスコ（新宿）2018年7月13日オープン
東京都新宿駅南口からすぐのメンショー サン フランシスコにてA5黒毛和牛醤油らぁ麺1950円。先週、新宿ミロード7階にオープンした庄のグループの新店舗で2度目の訪問となります。
19時前に到着で先客は10名弱、タッチパネルをポチッとしてカウンターに座り店員さんにチケットを渡しました。待っている間にTV関係を名乗る方が来て、和牛ラーメンを食べている客のインタビューをしたいとのことでしたが丁重にお断りしました。(^_^;)
10分程で着丼、どんぶりの殆どを覆い尽くすレアなロース肉は厚さ5ミリくらいで柔らかく、流石に上質な牛肉だと私でもわかりました。
スープは牛骨で甘いのではと心配していましたがさにあらず、節系と動物系が合わさった重厚なお味で今までにない感じでヤバ旨、平打ち縮れのキヌア入りの麺は他のメニューと共通だと思われますがこのスープがベストマッチです。
生涯食べてきたラーメンで1番の高値かも知れませんが充分納得、今日も美味しいラーメンご馳走様でした！
第7位 crab台風。（人形町）2018年6月11日オープン
東京都人形町駅から徒歩4分のcrab台風。にて蟹そば＋雑炊セット980円。店主ですが前は茗荷谷に店舗があり、その後に香港に移転して今年6月に凱旋帰国のような感じでこちらのお店をオープンしました。水天宮前駅や茅場町駅からも近い立地です。
店内の券売機をポチッとして5分程で着丼、具材はレアチャーシュー、穂先メンマ、刻み玉ねぎ、海苔、燻製うずら卵、チャーシューに乗っているほうれん草とニンニクのペーストとなります。
スープは豚骨ベースですが蟹が前面に出てこりゃうまい。麺はカネジン食品の中細ストレートでややパツン、スープを持ち上げまくります。
麺を食べ終わり雑炊セットをお願いしライスにスープを投入、ライスの炊き具合がイマイチでダマになっていたりしますがスープでほぐして完食。今日も美味しいラーメンご馳走様でした！
第8位 麺宿 志いな（新宿御苑前）2018年7月24日オープン
東京都新宿御苑前駅から徒歩5分の麺宿 志いなにて特製潮そば950円。一昨日オープンしたラーメン店で水道橋のかぐら屋からの独立らしいです。花園公園のすぐ側の立地ですが、私は新宿駅から歩いてきたので20分かかりました。(^◇^;)
11時半到着でギリ1席空いていたので券売機をポチッとしてスムーズに着席できました。10分ちょいで着丼、具材はチャーシュー3枚、鶏ワンタン1個、味玉、穂先メンマ、青ネギに刻み柚子皮となります。チャーシューの1枚は提供前にバナーで炙っていたやつですね。
スープは清湯塩味ですが、ほんのりとハマグリの風味がしてこれは旨し！
麺は大成食品の極細ストレートですが、これだけはスープの拾いが悪くてやや残念、ただスープの種類により麺の太さは変えているとのことでした。
この一年足らずで新宿はレベルの高いラーメン店が増えて嬉しい限りです。
第9位 五丁目ハウス（中野）2018年3月16日オープン
東京都中野駅北口から徒歩4分の五丁目ハウスにてラーメン並盛に海苔、味玉トッピングで830円。前は五丁目煮干しという立川の青樹系列の煮干しラーメンの店だったのですが、店長さんが独立して家系ラーメンの店となりました。意外かもしれませんが店主は家系出身なんですね。
店内の券売機をポチッとして無料のライスもお願いして10分で着丼、具材はチャーシュー、ほうれん草にトッピングした味玉と海苔7枚となります。
チャーシューは厚くはないですが注文毎に切り分けスモーキーで絶品です。スープは家系にしてはサラサラですが旨味が充満、これなら女性受けしそうです。
特筆すべきは麺で三河屋製麺を使用しているのですが家系にしては細めでモチモチ感が凄いです。
途中でニンニク、生姜、胡麻を投入して味変、家系定番のライスの海苔巻きなどして楽しみながら完食しました。
いやー想像以上に美味しかったです。武道家みたいな荒々しさはないですが、絶品スープとモチモチ麺の相性が最高でした。
第10位 麺屋 翔 みなと（新宿）2018年10月2日オープン
東京都新宿駅西口から徒歩8分の麺屋 翔 みなとにて宇和島 真鯛の特製塩らーめん1050円。新宿野村ビルの地下二階の飲食店街に先月オープンした麺屋 翔の3号店となります。正午チョイ前に到着で先客4名、この立地は土日はキツいかと思いきや一角にあるパスタ屋や天丼屋は行列ができていました。
店頭の券売機をポチッとして待つこと10分足らずで着丼、具材は豚チャーシュー2枚、鶏チャーシュー、つくね、味玉、穂先メンマ、アオサ、三つ葉に青ネギとなります。つくねは大きく食べ応えがありました。
スープはしっかり鯛出汁が効いていますがしつこさはなく、料亭のすまし汁みたいな上品さです。麺は菅野製麺所の中細ストレート、このスープにはこういった麺が合いますね。本店の塩ラーメンよりこちらの方が好きかも？
番外その１ 麺屋三代目 火華（中野）2018年11月19日オープン
東京都中野駅北口から徒歩7分の麺屋三代目 火華 中野総本店にて味玉ラーメン850円。早稲田通り沿い、モスバーガーの隣に10日程前にオープンした新店です。
なんでも韓国に渡りラーメン店のチェーン展開に成功した店主の凱旋第1号店とのことなので、とりあえずやってきました。
13時過ぎに到着で店頭の券売機をポチッとして店内に入ると客の入りは8割程、店員さんに辛さ、麺の固さ、味の濃さを聞かれ辛さは1/2、他は普通でお願いしました。
まだオペレーションに難があるようで着丼までに15分程かかりました。具材は厚めの豚バラチャーシュー2枚、味玉、メンマ、海苔に白髪ねぎに青ねぎとなります。
スープは粘度の高い豚肩ですが、辛さが通常の半分というのに私的にはかなり辛いです。ただ美味しく感じるギリギリの線でなんとかセーフ、普通の辛さにしなくてよかったです。麺はストレート細麺ですが喉越しがよくスルスルと入ります。
辛さは普通が1で12まであり、なるほど韓国人受けするのも納得、今日も美味しいラーメンご馳走様でした！
番外その2 熟成極豚ラーメン一番軒 東京歌舞伎町本店（新宿）2018年7月31日オープン
東京都西武新宿駅から徒歩2分の熟成極豚ラーメン一番軒 東京歌舞伎町本店にてDX白豚骨ラーメン930円。2週間ほど前にオープンした名古屋発の豚骨ラーメンのチェーン店で、最近は豚骨ラーメン自体あまり食べなくなったのですが折角の新店なので1度は食べなきゃと思い来ちゃいました。
店頭の券売機をポチッとして店内に入ると昼時なのに3割くらいの客の入り、まだ浸透していないのとお盆時期というのが関係しているのかな？
店員さんにチケットを渡すと麺の種類と茹で具合、鶏卵かうずらか、きくらげかメンマか、ニンニクを入れるかを聞かれ、中華麺の普通茹で、鶏卵、メンマ、ニンニク入りでお願いしました。
5分程で着丼、具材はチャーシュー2枚、海苔3枚、味玉、メンマに九条ネギとなります。スープは豚臭さ一切ナシでクリーミー、これは結構美味しいです。麺は中細縮れの卵麺で特に特徴はありません。途中高菜を投入し味変して完食、この内容なら次回は博多麺の黒豚肩で再訪ありかな？
番外その3 元祖海老そば 札幌らーめん縁や 新大久保駅前店（新大久保）2018年9月10日オープン
東京都新大久保駅から徒歩1分の元祖海老そば 札幌らーめん縁や 新大久保駅前店にて海老そば味噌に味玉トッピングで920円。大勝軒まるいちの跡地に9月10日にオープンした札幌発のラーメン店です。
午前11時半到着で先客1組に後客1組で5人いた店員さんは手持ち無沙汰な感じでした。
店頭の券売機をポチッとして手にしたチケットを店員さんに渡し、5分程で着丼しました。具材はトッピングしたので味玉1個半、チャーシュー、ヤングコーン、小海老にネギと三つ葉となります。
スープは熱々ですが予想に反してサラサラで海老が特出する感じではなく優しい味噌と海老のお味です。麺は卵麺の縮れですが中細なので茹で時間が短くて済むのでしょう。
個人的には好きなお味ですが、いくら海老ラーメンの元祖とはいえ今更インパクトのないこのお味で東京に乗り込んで大丈夫かと心配になりました。
何はともあれ今日も美味しいラーメンご馳走様でした！
番外その4 なんでんかんでん（高円寺）2018年9月3日オープン
東京都高円寺駅南口から徒歩1分のなんでんかんでんにて3バカラーメン1070円。昨日も開店時間に合わせてやってきたのですが台風の影響で仕入れができないものがあり昼営業はお休みしますとの貼紙があり2日続けての高円寺となります。
なんでんかんでんは本店に1度、歌舞伎町の神座前の店舗には2度行ったことがありますが、歌舞伎町店のラーメンはスープがかなり薄かった記憶があります。後になり川原社長が儲けるためにスープを4倍に薄めていたとテレビで言っていましたが、なるほどなと思いました。（笑）
11時到着で待ちが7名、もう1巡目が入ったのかと思いきや川原さんが店から出てきて「すいません、スープを温め直しているのでもうしばらくお待ちください」とのことでしたが、実際は取材で開店時間が遅れたのだと思います。
結局入店できたのは11時25分、客席は半地下と半二階があるのですが、半二階はまだ取材が続いていて解放されたのは半地下の客席だけでした。
なんとか一巡目で入れて口頭にて麺固めで注文、10分足らずで着丼しました。具材は大きめのチャーシュー3枚、海苔は印字されたものも合わせて5枚、味玉1個にうずら3個、ネギ、あおさ、きくらげと予想以上に具沢山でした。
スープは粘度も高く濃厚ですが、旨味は少なく久しぶりに感じる豚臭さ、多分なんでんかんでんの全盛期の頃にかなり近いのではないかと思いますが女性にはキツいかも？麺は特に特徴のない普通の博多ラーメンのやつですね。
高円寺には美味しい豚骨ラーメンがあまりないのと話題性で暫くは客が来ると思うので頑張ってほしいです。今日もそれなりに美味しいラーメンご馳走様でした！
【決定版】2017年 東京の新規開店ラーメン店（ラーメン新店）ランキング！
【決定版】2016年 東京の新規開店ラーメン店（ラーメン新店）ランキング！
