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【追悼 ジャニー喜多川】希代の名プロデューサーが遺産として残したスーパーアイドルとその名曲まとめ

【追悼 ジャニー喜多川】希代の名プロデューサーが遺産として残したスーパーアイドルとその名曲まとめ

日本のエンターテインメント業界で絶大な影響力をもっていた、芸能事務所「ジャニーズ事務所」創業者で社長のジャニー喜多川氏が2019年7月9日、くも膜下出血のため東京の病院で死去、享年87歳でした。

喜多川氏は6月18日に倒れ、病院に入院しましたが一連の出来事は伏せられていました。
最期の日々は、同氏の指導を受け、「子どもたち」のようだと言われた人々と過ごしたといいます。ジャニーズ事務所は7月9日、「最愛の子供達の愛に包まれながら、人生の幕を下ろしました」と喜多川氏の死去を発表しました。

喜多川氏は2011年に「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」「最も多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」として、2012年には「最も多くのチャート1位を獲得した歌手をプロデュースした人物」としてそれぞれギネス・ワールド・レコーズに認定されました。

日本の芸能界を支え続けたジャニー喜多川氏ですが、こちらでは彼が世に送り出したスーパーアイドルとその名曲を紹介したいと思います。

※紹介している曲は必ずしもデビュー曲というわけではなく私的に一番印象に残っている曲となります。

Contents

ジャニーズ(1964年デビュー)「僕の手袋やぶれてる」

ジャニーズ事務所から最初にデビューを飾った日本のアイドルグループで便宜上「初代ジャニーズ」「元祖ジャニーズ」と呼ばれることもあります。「若い涙」でレコードデビューしました。ジャニーズ事務所所属タレント第一号となるのですが、ダンスはなかなかうまかったです。

フォーリーブス(1968年デビュー)「若いふたりに何が起る」

ジャニーズ解散後に結成された4人組でジャニーズ事務所の屋台骨となったグループです。ダンス自体はさほどうまくなく、子供心に僕でもフォーリーブスなら入れるんじゃないかと思ったほどでした。(笑)

郷ひろみ(1972年デビュー)「よろしく哀愁」

ご存知の方も多いと思いますが、郷ひろみはデビュー当時ジャニーズ事務所所属でした。1974年にリリースした「よろしく哀愁」はジャニーズ事務所初のミリオンセラーとなりましたが、1975年に当時はまだ弱小芸能プロダクションだったジャニーズ事務所から大手のバーニングプロダクションへ移籍しました。

たのきんトリオ(1979年10月~1980年3月放送の3年B組金八先生に出演)「哀愁でいと」「ギンギラギンにさりげなく」「TAKE OFF」

郷ひろみの移籍以降はパッとしたアイドルが出現しなかったジャニーズ事務所ですが、「3年B組金八先生」の第1シリーズに出演した田原俊彦、近藤真彦、野村義男の3人はブレークしました。ただしたのきんトリオ正式なユニット名ではなく、名称の由来は、田原の「田(た)」、野村の「(の)」、近藤の「近(きん)」のそれぞれの文字より抜粋たものとなります。



シブがき隊(1982年デビュー)「NAI・NAI 16」

1981年4月から放送された「2年B組仙八先生」に出演した3名により結成されました。フォーリーブス同様にあまり踊れるという感じではなかったせいかコミックソング的な曲が多かったです。

少年隊(1985年デビュー)「仮面舞踏会」

1981年10月6日からテレビ東京で始まった「ザ・ヤングベストテン」という番組のスタートに合わせ、錦織・植草・松原の3名で結成されたグループ「Bチーム」が、後に「ジャニーズ少年隊」となりました。翌1982年、松原から東山にメンバーが入れかわり、現在の顔ぶれとなった。
満を持してデビューとなった「仮面舞踏会」でのダンスは、それまでのジャニーズのアイドルには考えられないほどのキレキレさで観ている側の度肝を抜きました。現在も解散せずに存続している貴重なグループです。

男闘呼組(1988年デビュー)「TIME ZONE」

ジャニーズとしては初の本格派ロックバンドとしてデビューしましたが、メンバーの素行の問題などで5年ほどで解散となりました。

光GENJI(1987年デビュー)「パラダイス銀河」

ローラースケートを履いて歌い踊る男性アイドルグループで1987年6月25日「GENJI」と「光」の2つのグループが合体されて結成されました。グループ名は『源氏物語』の主人公・光源氏に由来します。諸星くんは全盛期は凄い人気でテレビ等では伝説のアイドル、最後のスーパーアイドルなどと称されました。

忍者(1990年デビュー)「お祭り忍者」

メンバー10名という大所帯でデビューしました。少年隊の流れを汲みダンスのレベルはかなり高かったです。

SMAP(1991年デビュー)「世界に一つだけの花」

CDデビューまでのJr.内グループ期間が3年以上に渡り、その間アイドル番組やドラマ、舞台などに出演し、アイドルとしての人気を確保していきました。グループ名は事務所社長・ジャニー喜多川が、「Sports Music Assemble People」(「スポーツや音楽をやるために集められた人々」)の頭文字から命名しました。
デビュー当時はパッとしませんでしたが徐々に地力を付け「世界に一つだけの花」ではジャニーズでは1番売上のトリプルミリオンを達成しました。

TOKIO(1994年デビュー)「LOVE YOU ONLY」

1989年、テレビ朝日のバラエティ番組「アイドル共和国」内で、「平家派」のメンバーだった城島茂と山口達也が「城島茂バンド(通称:ジョーバンド)」というユニットを結成、バンドグループであるため、あまり知られていませんがメンバー全員運動神経が良くバク転ができます。デビュー前に光GENJI、SMAPのバックダンスを務めていた頃にはよく披露されていました。
2018年5月に山口達也が未成年に対するわいせつ行為によりグループを脱退しました。

V6(1995年デビュー)「Darling」

1995年、「バレーボールワールドカップ」のイメージキャラクターとして結成されました。V6の「V」には、「volleyball」(バレーボール)、「victory」(ビクトリー)、「visual」(ビジュアル)、「versus」(バーサス)、「veteran」(ベテラン)など、いくつかの意味が込められています。「6」は6人組であることにちなみます。中国語での表記は「勝利六人組」となります。デビュー当時からメンバーに変更がない部分は優良なグループといえると思います。

年長組3人を「20th Century (トゥエンティース・センチュリー)」(通称トニセン)、年少組3人を「Coming Century (カミング・センチュリー)」(通称カミセン)として、独立した活動も行っています。

KinKi Kids(1997年デビュー)「硝子の少年」

ジャニーズ事務所にとって初のデュオ、そして初の関西(近畿地方)出身のグループであるなど何かと初が多いです。2人とも同じ1979年生まれですが、学年(学齢)としては光一の方が剛よりも1つ上になります。Darlingまた、2人の姓は同じ「堂本」ですが縁戚関係はなく、全くの他人です。なお、デビュー曲からシングル初登場1位のギネス記録は現在も更新中です。

嵐(1999年デビュー)「A・RA・SHI」

「嵐」の名前の由来は、世界中に嵐を巻き起こすと言う意味で、デビュー時嵐を世界中に巻き起こすと宣言しました。頭文字が五十音でも最初の“あ”、アルファベットでも最初の“A”であり、「頂点に立つ」という意味が込められています。
ここ数年でジャニーズ1の人気グループ(稼ぎ頭)となりましたが、2020年いっぱいで無期限活動休止宣言をしました。

タッキー&翼(2003年デビュー)「Venus」

ジャニーズJr.のリーダー格として活動し、2002年5月には共に芸能界史上初めてCDデビュー前に海外公演も行った2人ですが、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川は当初、滝沢のソロデビューを計画していました。しかし滝沢が今井と2人での活動を希望してデュオでのデビューとなりました。
滝沢は2019年よりジャニーズ事務所傘下に新たに興された関連会社のジャニーズアイランド社長に就任し、ジャニーズJr.のプロデュース及び新人発掘に取り組んでいくということです。

NEWS(2003年デビュー)「weeeek」

バレーボールの国際大会である「バレーボールワールドカップ2003」のイメージキャラクターとして、ジャニーズJr.の中から、山下を中心に、関東で活動していた小山・増田・加藤・手越・草野・森内、関西を中心に活動していた錦戸・内がメンバーに選ばれ、9人編成で結成されました。現在はメインだった山下と錦戸も抜けメンバー4人となっています。

関ジャニ∞(2004年デビュー)「ズッコケ男道」

メンバー全員が関西出身。2002年12月、関西ジャニーズJr.として出演していたテレビ番組「J3KANSAI」(関西テレビ系)をきっかけに8人編成で結成されましたが現在のメンバーは6人です。お笑いもやりますがロックバンドとしてもなかなかです。

KAT-TUN(2006年デビュー)「Real Face」

2006年3月17日、CDデビュー前のアーティストとしては史上初めて東京ドーム公演を開催、3月22日、グループのために立ち上げられた新レーベル「J-One Records」からリリースされたデビューシングルCD「Real Face」がミリオンセラーを記録しました。当時は芸能界を席捲するほどの勢いでした。
2010年に赤西、2013年に田中、2016年に田口が脱退、残る3人で1年8ヶ月の「充電期間」(活動休止) を経て、2018年1月1日のジャニーズカウントダウンライブにて再始動しました。

Hey! Say! JUMP(2007年デビュー)「Ultra Music Power」

「Hey! Say! Johnny’s Ultra Music Power」の略で、「メンバー全員が平成生まれで、平成の時代を高くジャンプしていく」という意味が込められています。
デビュー当時は平均年齢15歳でメンバーの半数以上は中学生でした。またデビュー当初はメンバー構成10人というNEWSのデビュー時9人を超え、忍者のデビュー時と並ぶ大所帯でしたが、現在でも9人で活動しています。

Kis-My-Ft2(2011年デビュー)「HANDS UP!」

2005年7月26日、Kis-My-Ft2を結成し、品川ステラボールで行われたイベント「SUMMARY」より活動を開始しました。グループ名はメンバーのイニシャルから1文字ずつ取っていて、また「タップダンサーのグレゴリー・ハインズが尊敬するサミー・デイビス・ジュニアの靴にキスをしたという逸話」にちなむものとなります。
結成から約6年の活動を経て2011年8月10日、シングル「Everybody Go」でavex traxよりCDデビュー、デビューまで時間がかかりましたが、デビューから18日での東京ドーム公演は史上最速となりました。

Sexy Zone(2011年デビュー)「Sexy Zone」

2011年9月29日、帝国劇場において開催された記者会見の中で、グループの結成とCDデビューが発表されました。ジャニーズ事務所代表取締役社長であったジャニー喜多川は「マイケル・ジャクソンのセクシーさ」をイメージして「Sexy Zone」というグループ名を決定したこと、メンバー選考は二転三転したものの4日前に最終決定され、「男としてのセクシーさ」を重視したことを明かしました。また、ドイツ人の父親と台湾出身の日本人の母親を持つマリウス葉をメンバーに加えたことについて「国際性を持たせたかった」と発言していました。

A.B.C-Z(2012年デビュー)「Za ABC〜5stars〜」

グループ名は「Acrobat Boys Club」の略に「Z」を加えたものです。Zは“ゼロ”や、アルファベットの最後で“完結した”ということから、「この5人でゼロからスタートを切っていく」、「ゼロにもなるから、常に再出発、リ・スタートが切れる」という意味が込められています。
主に堂本光一や滝沢秀明らジャニーズ事務所の先輩の舞台への出演、コンサートでのバックダンサーなどで活動してきたメンバーです。ステージ上でのダンスやバック転などのアクロバットを得意とするユニットであり、全員がバク宙をすることができます。そのため、音だけのCDより映像が見られるDVDの方が自分たちの良さが伝わるということから2012年にジャニーズ史上初めてDVDでデビューを果たしました。CDは2014年に初リリースとなりました。

ジャニーズWEST(2014年デビュー)「ええじゃないか」

2014年4月23日に「ええじゃないか」でCDデビューしました。
関西ジャニーズJr.出身者で構成するグループとしては、関ジャニ∞以来10年ぶりのデビューとなりました。また「ジャニーズ」を冠するグループ名は初代ジャニーズ以来で[5]、メンバーからの強い要望を受けてジャニーズ事務所社長であったジャニー喜多川が決めたものでです。

King & Prince(2018年デビュー)「シンデレラガール」

2015年6月5日Mr.King vs Mr.Princeとして「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」の応援サポーターを務めました。結成当初は期間限定グループとされていましたが、2015年8月20日に活動継続が正式に決定しました。2018年にCDデビューが決定し、これに伴い、「6人一緒に」という意味を込め、グループ名をKing & Princeに変更しました。

ジャニー喜多川氏のお別れの会(2019年9月4日)

ジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川さん(享年87)の『お別れの会』が2019年9月4日、東京ドームで開催され、ジャニーさんが「子どもたち」と愛した所属タレント154人が参列しました。

ジャニーさんにとって“最後のステージ”となった東京ドームでは、1989年1月の光GENJIに始まり、前日に行われた関ジャニ∞まで、事務所としてコンサート・イベントを計366回行った、ジャニーさんにとっての思い出の地です。同所での芸能関係者のお別れ会は史上初となります。

以下は参列した所属タレント一覧です。

近藤真彦
佐藤アツヒロ
岡本健一
中居正広
木村拓哉
【少年隊】東山紀之、植草克秀
【TOKIO】城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也
【KinKi Kids】堂本光一、堂本剛
【V6】坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一
【嵐】大野智、二宮和也、櫻井翔、相葉雅紀、松本潤
【NEWS】小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久、手越祐也
【KAT-TUN】亀梨和也、上田竜也、中丸雄一
【関ジャニ∞】横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、錦戸亮、大倉忠義
【Hey! Say! JUMP】山田涼介、知念侑李、中島裕翔、有岡大貴、高木雄也、伊野尾慧、八乙女光、薮宏太
【Kis-My-Ft2】北山宏光、千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、藤ヶ谷太輔、玉森裕太、二階堂高嗣
【Sexy Zone】佐藤勝利、中島健人、菊池風磨、マリウス葉
【A.B.C-Z】橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一
【ジャニーズWEST】重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望
【King & Prince】平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、岸優太、神宮寺勇太
生田斗真
風間俊介
屋良朝幸
内博貴
中山優馬
【ふぉ~ゆ~】越岡裕貴、松崎祐介、福田悠太、辰巳雄大
浜中文一
【SixTONES】ジェシー、京本大我、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹
【Snow Man】岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介
【Travis Japan】宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗
【HiHi Jets】高橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗
【美 少年】佐藤龍我、金指一世、藤井直樹、岩崎大昇
【7 MEN 侍】中村嶺亜、本高克樹、佐々木大光、矢花黎
【宇宙Six】山本亮太、江田剛、松本幸大、原嘉孝
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